今回は昭和35年発売のくろがね ベビーです。
生産していたメーカーは東急くろがね工業。
現在は日産工機として日産自動車グループとなっています。
・1957年 日本内燃機製造がオオタ自動車工業を吸収合併
日本自動車工業と改称
・1959年 日本自動車工業から東急くろがね工業と改称
・1960年 軽四輪トラック くろがね ベビーを発売
・1962年 倒産 自動車製造から撤退する
表紙です。
このクルマ、とにかく可愛いのです


キャリアー 普通のトラックタイプです。
運転室はシンプルです。
窓は引き戸になっているようです。
ドアは後ろにヒンジがある前開きですね。

コマーシャル キャリアーに幌をかけたタイプです。
ワイパーは一本モノ。
サイドミラーは運転席側のみ。

キャンバスワゴン 荷台に座席を設けたもの。
前後で4名乗れます。

スペアタイヤは後部座席の右側に。

お休みにはご家族そろって・・・
古い商用車のカタログではもうお馴染み
家族そろってピクニック♪
ぬるいジュースで乾杯。

お仕事にも快適です
これも商用車カタログの定番。
牧場への牛乳瓶の回収シーン。
そのまんま牧歌的風景

ボデーカラーと同色のホイールがお洒落です。


斜め後方よりの透視図
このクルマは後輪駆動です。
エンジンは水冷直列2気筒OHVの、4サイクルエンジンを縦置きに積んでいます。
(小型車には珍しい4サイクルエンジン。振動が激しかったとの事)
サスペンションは4輪独立懸架と凝った作りです。

仕様書
エンジンは360cc 18馬力 最大トルクは3,3kg-m
最高速度は65km/h
最小回転半径は3,9M
燃料タンク容量は12L 東京から岡崎まで走れる(30km/L)

裏表紙
当時の価格
・キャリアー 29万8千円
・コマーシャル 30万5千円
・キャンバスワゴン 32万5千円
1年後に発売されたライトバンは34万円

※こんな意欲作を発売して何故 倒産したのか?
発売初年度には16,497台の生産を記録しています。
・1961年 富士重工が頑丈で振動の少ないサンバーを発売。
同年 スズキは本格的なボンネット型軽貨物のスズライト・キャリィを発売。
後から発売したメーカーの車の完成度の高さや
弱かった販売網などが原因で売れ行きが急減したのが原因だそうです。























