今回から三菱の高級車 デボネアのカタログを公開します。
最初のモデルは延々と生産を続けて昭和61年6月で生産を終了。
およそ22年もの間フルモデルチェンジを実施しませんでした。

デボネアは昭和39年7月に発売を開始。
デザインはGMのデザイナー ハンス・ブレッツナー。
当時トヨタ・クラウン、日産・セドリック、プリンス・グロリアなどが
形成していた高級車市場に参入しました。
型式はA30型。サイズは5ナンバー規格いっぱいです。
発売当時の価格は125万円でした。表紙です。



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車名の由来について

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〇美しいフロントスタイルとシックなインテリア

デザインは元GMのデザイナー
ハンス・ブレッツナーが担当。
直線的で四角張った大きな車体に見えますが
5ナンバー枠に収まっています。

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当時の三菱自動車のエンブレムが確認できますね。

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〇完全なプロポーション

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〇ユニークなリアスタイルとフルスペースのトランク

初代デボネアの初期モデルの特徴 L字型のテールランプ

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〇機能をデザインしたインストルメントパネル

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搭載されるエンジンは水冷直列6気筒 OHV
2000cc 105馬力 最高速度は155km/h

写真で確認できるようにツインキャブレターでした。

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高級車には白い長い手袋は必須アイテム。
ラジオは自動選局方式でスピーカーは2つ。
後席からも選局と音量調節ができました。

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2種のフロントシート
レギュラーシートとリクライニングシート(オプション)

計器盤にはアンメーター、水温計、燃料計。
燃料残量が9Lになると赤ランプが点滅します。

トランスミッションは前進3段+OTのコラムシフトでした。

ラジオの左側に時計、右側には照明ボタンを集めています。

リヤウインドにはデミスターを設けていました。

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最終ページは仕様書とボデーカラー見本。
ボデーカラーは6色が用意されています。

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