昭和42年9月発行の、スバル1000のカタログです。

前回のカタログより
昭和42年2月 2ドアモデルを追加
昭和42年6月 マイナーチェンジ実施


表紙です。

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○新しい時代をひらく世界のFF車

各国のFF車を紹介しています。

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○FFの高級ファミリーカー

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太陽と空と水と・・・・・・。
かけがえのない幸せ、みち足りたひと時・・・・・・。
そこにスバル1000がある。

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走る!カーブを切る!
路面をとらえてはなさない、完ぺきなロードホールディング・・・・・・。
爽快なFFのダイゴ味だ。

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○個性的なスタイル

4ドア・セダン スーパーデラックス
※前回のカタログと比べてサイドマーカーランプが追加されています。

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2ドア・セダン スーパーデラックス

スポーティなデザインと大きなドアが特徴。

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○機能的な運転席

スーパーデラックスからスタンダードまで計器盤は木目張り。

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自動的にランプが点滅するグローブボックス
不時の場合に役立つ点検灯
(いずれもスーパーデラックス)

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○5人乗りの広い室内

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○広いドア 広い室内

4ドアデラックスはベンチシート
2ドアデラックスはセパレートシート
4ドアスタンダードはベンチシート
2ドアスタンダードはセミセパレートシート

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灰皿は側面に備えられていました。

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○すぐれた乗心地と安全設計

スーパーデラックスのみリアシートもリクライニング可能。
安全ベルトは前後座席にオプションで装着できます。

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○トランクルーム

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サッカーボールが48個も入るトランク

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○高性能・耐久性・安全性

最高速度 135km/h (前回のカタログより5km/hアップしています)
0→400m 19,9秒

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○ざん新なメカニズム・豊富なアイディア

・より広いルームスペースを確保し、より経済的な車を設計するうえで
 FF方式がもっとも利点が多いと考えられるようになったこと。
・高速での走行安定性がすぐれていること。

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・エンジンを前車軸より前に配置したので
 車室はぐっと伸び、フロントシート廻りのスペースが広くなっている。
・FR方式のように室内にプロペラシャフトの出っぱりがないので
 室内の床面はフラットである。
・FF方式の採用により1500cc級のホイールベースをとることができたので
 リヤシートにはタイヤハウスのふくらみが全くない。
・FR車のように後部にプロペラシャフトやデフケースがないので
 ガソリンタンクはリヤシートの下に納められている。
 それだけトランクルームは広くなっている。
・スペアタイヤやジャッキなどをフロント部に格納したので
 トランクルームは広くて清潔である。

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センターピボット・ステアリング方式

ブレーキはホイール側からディファレンシャル側に移すことによって
キングピンの軸線とタイヤの中心線がほぼ一致する。
・低速時の操舵力が軽くなる。
・路面からのショックによって生ずる不快感がハンドルに伝わらない。
・1500cc級のホイールベースながら回転半径が小さい。
・ばね下重量が軽減するのでタイヤの接地性が良くなり
 乗り心地、走行安定性が向上する。

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前輪はウイッシュボーン式の独立懸架
後輪はトレーリングアーム式の独立懸架

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カラーサンプル
前回のカタログよりかなり増えています。

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仕様書

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裏表紙

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