今回の懐かしカタログは
スズキ初の小型乗用車フロンテ800です。
フロンテ800は昭和40年12月に発売を開始。
・昭和41年4月 小変更 ベンチシートからセパレートシートに。
・昭和41年6月 リクライニングシート仕様追加。
・昭和41年8月 車種縮小(DXセパレートシートのみになる)
このカタログは表紙にデラックスセパレートと書いてあるので
昭和41年8月以降に発行された物でしょう。

・選ばれた人が乗る パーソナルセダン

ボデーは2ドアセダンのみ。
丸いテールランプが印象的です。

・カーブに強い

・あらゆる道を前輪駆動でたくましく走る

・楽しいだんらんを乗せて・・・・・・・快適なドライブ

当時のカタログに良く見られるピクニックの場面。
ぬるいジュースも見えます。

・フォーマルな装いにひときわ映える美しいスタイル

青い紙のページは、主にメカニズムの解説です。
搭載されるエンジンは、日本では初の水冷2サイクル直列3気筒。
静かで滑らかなエンジンは4サイクル6気筒に相当する。
最高出力 41PS/4,000rpm
最大トルク 8,1kg-m/3,500rpm


0→200mは13,9秒
最高速度 115km/h
前進4段のフルシンクロミッションはコラムシフトでした。
サスペンションは四輪独立懸架
前輪はダブルウイッシュボーン式
後輪はトレーリングアーム・トーションバー式

バネは前後ともトーションバーを使用。
コイルばね、板ばねでは実現できなかった
車高調整が容易に出来ました。
フロンテ800の駆動方式は前輪駆動(FF)
ブレーキは前後ともにドラム式でした。



前席は新設計のバケットシート
ベンチレーターはダッシュボードの左右2ヶ所
カーヒーターは温水式
カーラジオはトランジスタ
スターターキーはトランク、燃料キャップ、ドアと共通
ワイパーは2速、ウインドウォッシャー装備

仕様書
乗車定員は5人でした。

・若々しいセンスで乗るユニークなフロンテ

・欧州車ムードの豪華でスポーティな室内
真っ赤なバケットシート ドアの内張りも赤です。
リクライニングシート、紫外線よけガラスはオプションでした。

・明るく広がる視界 機能的なダッシュボード
黒でまとめられたダッシュボード。
スポーティと云いながらタコメーターはありません。
変速はコラムシフト。前進4段で4速はOTでした。

・高性能を発揮するメカニズム 前輪駆動・2ストローク3気筒エンジン

エンジンとトランスミッションの様子

・ファミリー・カーの機能を充分そなえたベストパーソナルカー


裏表紙

スズキの意欲作 フロンテ800でしたが
このクラスはパブリカ、コンパーノ、ファミリアなどの
大衆車クラスの激戦区。
販売は伸び悩み 昭和44年に生産を中止しました。
その後は軽乗用車の開発、生産に力を注ぎました。
スズキの小型乗用車は、カルタスの登場まで待たなければなりませんでした。



















































